リジカラの装着後に基準値内に必ず収まるとは限りません。
テスターによる位置計測は、通常、4つのタイヤ部それぞれに測定器を取り付けて行います。
この位置測定によって得られる数値には、ボディとサブフレームの基軸位置のほか、各サスアーム類、サスブッシュ、ハブのガタつき、ホイールの歪み、タイヤの摩耗状態など、様々な要因が影響します。
リジカラは基軸部分にのみに影響しますが、他の箇所にズレ等の変動要因がある場合、基準値内に収まらない可能性があります。
この場合、対象となる箇所の部品をリフレッシュするなどの対応と総合的な判断が必要です。
【リジカラの装着とアライメントの関係性について】
■サブフレーム構造
リジカラの装着により車体に対してサブフレームの中心軸を物理的に矯正させることができます。
剛性が上がる分サブフレーム側の動き代は無くなりますが、元々備える調整機構の範囲には影響しません。
■リア側トーションビーム・ブラケット構造
リジカラの装着により車体に対してブラケットの中心軸を物理的に矯正させることができます。
トータルトーの関係は変わりませんが「車体に対する位置」「左右差」などが明確になります。元々調整機構が無いため補正はできません。
■リア側トーションビーム・ボディ直結構造
リジカラの装着により車体に対してアクスルブッシュの中心軸を物理的に矯正させることができます。
トータルトーの関係は変わりませんが「車体に対する位置」「左右差」などが明確になります。元々調整機構が無いため補正はできません。
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